1. Synopsis

TestFlight は開発用にビルドしたアプリを配布するために利用できるプラットフォームです。あなたは、フィードバックやコンソールログ、クラッシュレポートを自動的に受信できます。それはアプリの開発サイクルにおいて非常に役立ちます。

http://testflightapp.com で、無料でアカウントを作成することができます。

2. Installation

円滑に TestFlight を扱える、motion-testflight gem の使用をお勧めします。

$ gem install motion-testflight

motion-testflight gem のソースコードは GitHub レポジトリの HipByte/motion-testflight にあります。

3. Unpack the SDK

http://testflightapp.com/sdk/download から TestFlight SDK パッケージをダウンロードし、RubyMotion プロジェクトの vendor ディレクトリに解凍する必要があります。

次のように TestFlight SDK を配置します。

$ ls vendor/TestFlight
README.txt                      libTestFlight.a
TestFlight.h                    release_notes.txt

4. Change your project configuration

プロジェクトの Rakefile を変更し gem をセットアップします。

はじめに、gem を require します。Rakefile の先頭で、ほかの require 文の後に次の行を追加します。

require 'rubygems'
require 'motion-testflight'

次に設定します。アプリケーションの設定ブロックブロック内に、次の行を追加します。

app.testflight.sdk = 'vendor/TestFlight'
app.testflight.api_token = '<insert your API token here>'
app.testflight.team_token = '<insert your team token here>'
app.testflight.app_token = '<insert your app token here>' *(TestFlight SDK 1.2 and greater)*

api_tokenteam_token の値は TestFlight アカウントページから、app_token は アプリのページから取得することができます。

オプションとして、アプリを提出する配布リストをセットアップする場合には、distribution_lists を使用することができます。

app.testflight.distribution_lists = ['CoolKids']

5. Usage

rake testflight が、新しい rake タスクとして利用できるようになります。このタスクは、TestFlight へアプリの開発ビルドを自動的に提出します。

notes 引数の内容は提出したアプリの実際のリリースノートとなります。この引数は必須です。

$ rake testflight notes='zomg!'